デッサンの話なのに、「右脳」という言葉がでてきて、
びっくりされた方も多いと思います。
ここ最近では、 任天堂のDSでも右脳を活性化するゲームが沢山でており、 右脳を鍛えることは、 能力を上げる事に繋がるということは、 世の中に認知されていると思います。
しかしながら、不思議な事に、 絵を描く上でも「右脳が重要である」ということは、 あまり知られていません。
実は、「右脳」と「描くチカラ」は、とても大事な関係があるのです。
人の脳には左脳と右脳があるということはご存じだと思います。
一般的に「左脳」は、話す、書く、聞くなどを判断し、 数学の計算や論理的に考えたりする役割を担います。
そして、「右脳」はものごとを直感的にとらえると言われていて、 図形認知、音楽、ひらめきや発明する能力と関係がある 芸術脳(絵を描く脳)と言われています。
アインシュタイン、レオナルド・ダ・ビンチ、モーツァルト、
他にも・・・アイザック・ニュートン、チャールズ・ダーウィン、 トーマス・エジソン、
ビル・ゲイツ、バッハ、 ベートーベンなど
彼ら、偉大な芸術家、発明家に共通しているのは・・・
「左利き」で、右脳の能力がずば抜けていたということです。
1970年には、ベティ・エドワードという方が、 左脳と右脳の機能分担を表現の世界に応用し、
「言語による左脳の作用を抑制しつつ、 右脳で絵を描けばだれでも描ける」 ということを提唱し、大きな反響を呼びました。
このように、実は、「描く」ということは、 右脳の働きが大きく影響しているため、 右脳の視覚的な感覚思考を刺激することが、イメージ力、絵を描くチカラがアップすることに繋がるのです。
ですが、残念なことに・・・ 現代社会は、論理的、暗記、計算など、 意識をしなくても、左脳を活性化させることは沢山ありますが、右脳を活性化させることはあまりありません。
右脳を活性化するには、意識して行う必要があります。
私は、「描くチカラ」を身につけるには、 左脳と右脳を両方鍛えるべきだと考えていますので、 このビジネスデッサン&スケッチ術では、「日常生活で簡単に出来る右脳トレーニング」も取り入れています。
このトレーニングにより、右脳を活性化させ、 描く技術の他に、 創造力、ひらめきなど、 総合的なチカラを身につけ、磨いて行くことに 繋げていくことができます。
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