動詞フォーカス中国語学習法の中身をこちらでご紹介させていただきます。
時間の流れの中に漂う「動詞」
「去(行く)」「来(来る)」のように、例え長短の程度はあっても動詞には必ず「時間の流れ」が入っているはずです。
このことが動詞を身につける上で重要なヒントになります。
日本語の動詞の地位は「世界最低級」
私が今までに学習した20数ヶ国語の言語の中で、日本語の動詞の地位の低さは世界最低級です。
その理由は、皮肉にも中国から渡ってきた漢字名詞が、実質的に動詞のような働きをすることにあったのです・・・
「中国語」と「中文」の違いは?
日本では一般的に中国語は「中国語」と言いますよね。
でも、観光案内や外国語のサイトで「中文」という表記を見かけたことがあると思います。
この2つの使い分けも知っておく必要があります。
中国語は「活用しない」んです・・・
中学校や高校の英語の授業で、現在形、過去形、過去完了形(take,took,taken)などという勉強がありましたよね。動詞の「活用」というものです。動詞ごとにどのように変化するのをすべて丸暗記しなければならず、かなりの労力が必要でした。
しかし、中国語の場合にはこのような「活用」がありません!
全部「原型」でいけてしまうんです・・・。(^^)
おお、いかにも中国語らしい!「声調」
例えばあなたが中国語と韓国語の語学としての知識がまったく無いと仮定して、双方を聞き比べたとします。
そうするとほぼ間違いなく、どちらが中国語がわかるでしょう。
これは中国語独特の「声調」によるものです。いかにも中国語らしい歌のような音程の上下のことです。
声調を身につけないと、中国語は全く通じません。その詳細を詳しく説明します。
「声調」を日本語でイメージすると・・・
英語ではカタカナで棒読みしても90%以上、相手に通じます。しかし中国語は、カタカナで読んでもほぼ100%通じないと考えてください。
これは「声調」が正確に発音できないと、意味が通じないどころか全く違う言葉になってしまうからです。
ですので特別に、声調を日本語のあなたの知っている日常会話に当てはめた覚え方を紹介します。
「四声」の中で、一番難しいのはどれ?
中国語には主に4つの声調があります。
これを「四声」と言います。この中で、日本人が身につけやすいものと、身につけづらいものがあります。私が一番難しいと思うのが、「三声」だと思います。
その詳しい理由と、対処方法をアメリカ英語、イギリス英語の簡単な例からわかりやすく説明してみせます。
ついでに言いますが、カタカナ教科書は最低です
中国語の教材で、中国語をカタカナで表記してあるものがあります。いきなり言いますが、あれは本当に本当に最低です。まずネイティブには通じません。通じないどころか、悪い癖がついて直すのが難しくなります。
従いまして、私のテキストにはカタカナ表記はゼロですので、覚悟してくださいね(^^)。ネイティブにも通じる正確な発音を表現できる「ピンイン」を使用しています。
「ピンイン」って?
ピンインは、独特の中国語の音声をアルファベットのような文字で表現した発音記号のことです。
中国語はカタカナ発音ではほぼ通じないので、ピンインを使って発音をしましょう。そのピンインの読み方、発音のしかたをしっかり解説しているので、安心してください。ピンインが読めるようになれば、中国語の発音で困ることが無くなります。
中国語の発音で、ここで救われたっ!
ピンイン、声調、発音・・・、中国語の発音はやっぱり難しそうだな、って思いましたか?
でもここに、あなたの救いになることがあります。
実は・・・、
中国語の発音は、中国語の1つの文字に対応する発音が1つである場合が圧倒的に多いのです!
つまり、1つの文字で1つの発音を覚えれば、ほとんどの場合に対応できてしまうのです。しかも・・・、この先は本編でお伝えします・・・。
中国語が英語に近いと言われるのはなぜ?本当?
中国語の文型は、日本語の文型と明確に異なります。
例えば「私は中国語を勉強しています。」という文章は、中国語では「私は学習する中国語を」のような並び方になります。これは、英語のSVO文型とかなり似ていることがわかるでしょう。
確かに英語とかなり似ているのは事実ですが、注意しなければならない点があります。それを詳しく説明します。
網野流裏ワザ!「動詞のオブジェクト」
中国語の文型は、英語の文型とかなり似ているということをお話しました。ところが、特に中国語の「目的語」は、英語よりも、日本語よりもさらに広いのです。
これを理解すると、中国語の文の理解が飛躍的に向上します。
この全く新しい概念を、網野流「動詞のオブジェクト」と名付けました。これはどのような言語の学習にも応用できる、裏ワザです。もちろんすべて公開します。
あなたも毎日使ってる、日本語の「サ変動詞」
「サ行変格活用」って国語の授業でなんとなく聞いたことがありませんか?難しそうですが、実はあなたも毎日使っている言葉です。「学習」という漢字名詞のあとに「学習する」「学習しない」「学習させる」「学習しろ」などの活用をして動詞化してしまうのです。中国語ではこのような活用はないので、「学習」だけで動詞になります。その代わりに、動詞の種類自体が多くなるんですね。ここが中国語脳に切り替えるポイントです。
日本語と切り離して、中国語脳になる
上の例で見たように、中国語の動詞の種類は多くあります。これに対して、日本語は漢字名詞を活用する(「学習する」など)ことによって擬似的に動詞を増やしていると言えます。
そのため、中国語では適切な動詞を選択してあげないと、通じないおそれがあります。日本語と漢字の熟語自体が同じなので混同しがちですが、適切な動詞を選ぶことによって文章自体が自動的に組み立てられるようになるんです。
ここまでで、あなたの中国語に対する考え方は一変しています。
動詞とは何か、言葉とは何かが、より深く心の底まで刻み込まれていることでしょう。
そして、さらに物語は続きます。
「三声の変調」の簡単な覚え方とは?
「三声の変調」というものがあります。
聞いただけで難しそうですね・・・。三声の声調が、ある場合には変化することがあるのです。しかし、これもコツを覚えれば簡単です。
具体的には、「一」と「不」のパターンを覚えればほぼ対処できるでしょう。効率的な方法を伝授します。
中国語はとにかく発音、発音。
中国語の場合には発音がとても重要です。日本語でも英語でも、カタコトというものが存在しますよね。アイムソーリー、とカタカナで言えば英語ネイティブにはほぼ100%通じます。しかし、中国語の場合にはカタコトは存在しないと言ってもいいかもしれません。それほど、発音がしっかりしていないと全く通じないのです。ピンイン表記の詳しい発音法を、すべて伝授します。
網野流!中国語の学習方法
中国語はただ闇雲に勉強しても非常に効率が悪く、何年経っても向上しないことがあります。
そのためには、音声・文法・単語などを効率良く学習していくことが重要になります。シャドーイング、リプロダクション、ディクテーションなど、網野流の中国語学習方法を初公開します。
中国語の文の構成はこうなっている!
文の構成というと難しく聞こえるかもしれませんが、ちょっとした会話であっても必ず文を構成しています。つまり、文の構成がわからなければいつまで経っても中国語能力は向上しません。
そこで、文を構成している根本まで掘り下げて、根底から中国語を理解してしまいましょう。その方法を余すことなく公開します。
網野式・中国語の「色分け」の極意!
テキストの例文とそのピンイン表記の中の動詞・副詞・形容詞・助動詞・前置詞 (介詞)・接続詞及び一部の助詞はそれぞれピンク・水色・黄緑色・赤紫色・青・オレンジ及び濃い黄色で 色分け表記しました。何の事やら今はわからないかと思いますが、テキストを見るとすぐにわかるようになります。
助動詞は動詞の前に置かれる等語順のルールが厳しく決められていますので、品詞の識別ができるようになることがとても重要です。
網野式、全ページフルカラーの秘密とは?
色分けした例文を動詞中心に見ていくと、語順には一定のパターンが存在することに気付くでしょう。たとえば、副詞(水色)は必ず動詞(ピンク)の前に置かれるので、「水色・ピンク」という色並びがたくさん目につきます。
「在」「用」など、動詞から派生した語は間違えやすいのですが、色分けにより非常に識別しやすくなるのです。
「タンメンを作って食べる」・・・あれ?
上の文をよく見てください。あれ?動詞が2個入ってる!
そうです、一つの文には動詞が1個と思いがちですが、日本語でも1つの文に動詞が2個はいることがあるのです。
そして、我らが中国語でももちろん、動詞が2個入った文というものが存在します。これを覚えると、表現の幅がグッと広がるでしょう。
中国語学習の「2つの山場」とは?
いよいよここまで来ました。中国語学習の山場です。
この山を越えていくかどうかで、あなたの中国語習得の正否が分かれます。ここをわかりやすいように、詳しく説明します。
ヒントは、「アスペクト(中国語動詞の時間概念)」と、「補語」です。
あなたはきっと「ええ?何のこと?」と思ったでしょう。大丈夫、私に任せてください。詳しく解説します。
「疑問文」は一番最後。そこに潜む秘密とは?
網野流中国語学習法では、疑問文の学習は一番最後です。
通常の市販入門書でもNHK中国語講座でも、疑問文は最初からいきなり出てきます。
しかし網野流では、疑問文は最後です。そこには重要な秘密があり、結果的にあなたの中国語能力向上に寄与することになるでしょう。
曜日、時間、数、日本の地名・・・中国語では?
曜日や時間、数などは会話では必ず必要になります。それらも余すことなく収録しています。しかもこれらは、ほとんど決まったパターンがあるので効率よく吸収することができるでしょう。
わかりやすい例とともに、一気に覚えられます。むしろこれらは、息抜きぐらいに楽しいものになりますよ。
・・・これだけでも網野流「動詞」フォーカス中国語入門の一部です。
とてもこちらではすべて書ききれる内容ではありませんので、
このくらいにしたいと思います。
本書をじっくりと3ヶ月程度じっくりと活用していただけると・・・、
あなたの視界は次のような世界に向けて開かれるでしょう。
>>>【網野式】動詞フォーカス中国語入門 ◆約6時間のネイティブ音声付き ◆メールサポート付き ~初心者から本気で本物の中国語を身につけたい方へ~
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